舩橋真俊 五井平和財団「21世紀の価値観」を読んで
mamoru
カンブリア農園
借りている畑で、農薬や化学肥料を使わない農業を
してみようと思い、有機農業を調べてみたが、
かなり労力がかかりそうで、色々と本を読み漁り
探していた。
たまたま、川口由一さんの自然農のことを知り、
早速、本を読んでみると、興味が非常に湧いてきて、早速
奈良県の自然農の会を訪ねる。それ以降は借りていた畑を
自然農に切り替えるのでした。
有機農業や現代農業でもない、そういうところを越えたところの
農業だと思いました。
自然農の会で食べた、ご飯、野菜がとても美味しかったのもあります。
ご飯のあまりの美味しさに感動を覚えたものでした。
それ以降は10年ほど自然農で小さい畑ながら実践していくのでした。
しかし、自分の弱さ、分からないことを聞くことができないくらいの気弱さ、
20代後半は特に内気だったと思います。自分自身の鬱状態、父親や母親のこと
などが重なり、自分の心身は弱ったままでした。
それをなんとかしたくて、農業や食、医療などを探ってもいました。
自然農は3年ほど学んでいたましたが、人間関係を続けるのが辛い、失敗が怖い
などから、諦めてしまうのでした。
諦めてしまうと、自分から殻に閉じこもり、人との接触を減らす、または絶つ傾向に
ありました。
この時もそうでした。そのまま、しがみついて自然農を続けていれば、ある程度は
ものになったかもしれませんが、学ぶことを止め、介護の仕事をしながら、
片手間で家庭菜園として、自然農のまねごとをしているのでした。
実際は生命の仕組みや農業のことを分からないままでした。
続く